EBウイルス(※病気のお話)
こんにちは!!
ぴのこです!!ヽ(^o^)丿
お久しぶりですね♪
タイトルの通り今日は病気のお話!
※今は馬鹿みたいに元気なので安心してくださいね!!
早速ですが、『EBウイルス』って聞いたことありますか?
先日、某TV番組で、ある声優さんを例に特集(?)していたそうです。
その声優さんは合併症を引き起こしお亡くなりになられたそうです。
(ごめんなさいTVは実際見てなくて、妹に聞いたので違ってたらスミマセン。。。)
その方の言葉で、一人でも多くの方にこの病気を知ってほしいと言われていたそうです。
私、知ってるんです。
以前、なったことがあるので。。。
この時期になるとやっぱり思い出します。
かかったことのある私も、
やっぱり多くの方に知ってほしいなと思いましたし、
他人事では決してないということを感じてほしい。
人間誰しもかかる可能性があります。
でも、発症する確率が低いというだけ。
発症すると本当に死ぬ可能性もあるので、
どんな病気で、どんな症状なのか、病院での出来事など、
今回は少しお話させて頂きます。
(かなり長文になるかもです・・・)
私がEBウイルスに感染・発症したのは、2013年の8月頃です。
まず、EBウイルスって何ぞやって思う人!!
よくぞ聞いてくれました!!www
別名で、「キス病」と言われてます。
主な感染経路が唾液感染だからです。
ちなみに、回し飲み・回し食べでも感染するので、
そんな相手の居ない方でも注意が必要な病気です。←
その頃、私はウェディングプランナーをやっていて、
毎日めまぐるしく働きまくってました。
そのせいなのか、免疫力が著しく低下していたんだと思います。
ある日、右の首(?)のリンパがポコンって
パチンコ玉くらいに腫れているのに気づきました。
1~2日前くらいから少し風邪っぽく、咳も出ていたので
風邪菌がリンパに入っちゃんたんだな~と思ってました。
そこから1週間、全く腫れが引かず、
ビー玉くらいにまで腫れていて、
他人から見ても分かるぐらいになってました。
微熱(37.2~8℃)も続いてたので、休みの日に小さな病院に行って
「抗生物質の入った点滴」を打ってもらいました。
↑↑※ 注:これが最大の間違いです!!!!
普通であれば、点滴って元気になるものだと思ってたのですが、
あんまり効果はなくて、本当に気休めみたいな感じです。
その2~3日後から熱が急激に上がり、38.5~39.8℃を行ったり来たり…。
ですが、休める内容の仕事ではなかったので、
高熱の中、担当の方の結婚式を行ったり、打ち合わせをしたり…
かなりしんどかったです。
熱が上がってからは、全く食欲が無くて、
ポカリとゼリーとヨーグルトとギリおかゆ食べれたかな~?って感じです。
でも、食べてないはずなのに
「胃のあたりがポッコリ」してました。
(肝臓肥大?の症状で胃のあたりに不快感がありました。)
また、1週間近くほぼ食べてないにも関わらず、
体重の減少が無かったのも覚えてます。
(当時46.5㌔ぐらい?? 1グラムも減らなかったです。)
まとまっていた挙式がやっと終わって
張っていた気が一気に抜けたんでしょうね…
次の休みの日に家で寝込んでましたが、
異様な吐き気で起きたのですが、
吐き出すものもなく、とりあえずポカリを飲みましたが、
胃に詰め込んだポカリがマーライオンして
そのまま意識がなくなって倒れました。
ちょうど母親も休みだったのが幸いで、
すぐに救急車を呼んでくれて、救急隊の方の判断で
知識の豊富なお医者様がいる病院に搬送されました。
病院についた頃は全く記憶がなくて、
その間は血液検査と、脱水症状を起こしていたので、
成分が99%水分の点滴をしてました。
言うまでもなく即入院です。
血液検査の結果、
EBウイルスの感染。
その症状の中に肝機能数値の上昇が見られました。
通常、当時の年齢の平均が、
肝機能数値:10前後。
が普通らしいですが、私の場合は
「440」程の数値に達してました。
そりゃ、ツライわけだ。。。
倦怠感が尋常じゃなかったですからねw
肝臓がほぼ機能していないので、栄養の分解ができず、
体重が減らなかったのがそれが原因だったと思います。
もちろん、肝臓にかなり負担をかけてしまう
「抗生物質」はNG中のNG!!!!
逆に体に毒を盛っておりました。
(ちなみに入院する前に、別の病院も行ってみましたが、やはり抗生物質の錠剤を出されていて飲み続けていました。)
でも、辛いのはこれだけじゃなかったんですね~
入院してからの症状。
・首周りの腫れ・圧迫感
・喉(咽頭~気管)のただれ
・極度の鼻づまり
・倦怠感
・高熱(38.8~40.0℃)
・食欲不振
などなど…
この病気最大の恐怖は、
主な治療はありません!!ってこと。
ただただ安静に治癒を待つ。
そして、合併症が起きないようにひたすら神頼みをする。
それだけです。
喉のただれのせいで、呼吸するだけでも激痛だし
鼻は(鼻水で)完全に塞がっていたので、
夜寝るのが怖くて辛くて、軽く睡眠不足もありました。
てかほんっと~に寝れない!
息できなくて起きるんだもんwww
計10日間の入院でしたが、調子が良くなったのは退院の3日前くらい??
5日目ぐらいでやっと喉の痛みも引いて、
おかゆだったご飯を固形に戻せました。
(病院のおかゆってほんっっっっっとうにまずくて、米を白湯に浸してたべてるみたいな感じで3口でダウンですwww 塩気があれば最高なのにって何回も考えてました。)
出されたご飯が半分以上食べれるようになったのもこの頃ですね。
最初は、おかずを一口ずつ食べてもう食べれないって感じで、
8~9割は残してました。
そして特に飲食制限は無かったので、
母親が、私のごはんが固形になったのを聞いて、
お見舞いがてらに病院内の自販機でいちごミルクを買ってきてくました。
(私が牛乳系の何かが飲みたいと言ったので買ってきてくれたんですけどねw)
そのいちごミルクを飲んで、あまりのおいしさに感動しました。
この世の物とは思えないくらいの美味で気絶しそうでしたwww
少し話が逸れましたが、
私が今までで初めて死を覚悟したのもこの病気です。
正しく安静にしていれば自然治癒できる病気ですが、
知識もなくいろんな薬や、治療法に手を出すと
治りが遅くなり、危険な病気です。
そして何より恐ろしいのが、合併症です。
その種類には色々あるらしいのですが、
EBウイルス自体には薬が使えないので、
例えば、同時期にインフルエンザにも掛かってしまったら…
確実に危険な状態になります。
私が発病したのは真夏だったので、
蚊にも気を付けないとでした。
本当に辛かった。
そんな言葉しか出てきません。
年間発症者数は数名~数十人
という珍しい感染症ではありますが、
誰しもかかります。
もし、リンパの腫れを感じていて
熱が続いているようであれば、
この病気も疑ってください。
一人でも多くのEBウイルス患者さんが
この病気に気づいて、そして正しい治療法で
治りますように、ここにお話しさせて頂きました。
マイナーな内容で申し訳ございませんでした(^_^;)
この機会にお話しさせて頂けてよかったです。
そして、一人でも多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。
気まぐれ更新ですが、
次回からは通常でお届けいたしますwww
ではでは、
また次回のブログで…✦